船舶帆布 | 有限会社 後藤テント 大正七年創業 九州・大分県の老舗テント屋

船舶帆布

船舶帆布 - WORKS -

過酷な海での使用状況に応じて、
長年の経験で培った技術と品質をお届け致します。
創業以来、長年漁師さんたちとのお付き合いさせていただく中で培った技術で、 スパンカー・シーアンカー等、船種を問わず軽くて扱い易く耐久性に優れた船舶製品をご紹介致します。 生地から選んでいただき、形状や補強の数や大きさ、ハトメの数や種類など どんな細かい点にもお客様の使用状況に合わせて対応させていただいております。

スパンカー/シーアンカー

スパンカー/シーアンカー スパンカー/シーアンカー スパンカー/シーアンカー

スパンカー/シーアンカー

● スパンカー
船のバウ(おもて、前側)を風上に向ける為の帆の一種。
ただ、風を受けて船に推進力を与えるのではなく、船尾の二枚の帆の角度によって抵抗を作り、船尾を風下に、船首を風上に立て、船の回転を止める効果を生み出します。
これがあるとアンカーがとどかないような水深のある場所でもスロットルを前進に入れたり切ったりして水面上の同じ所に止まっていられる。
船のサイズや潮流によっては、風に船を立てるだけで糸が立ち、とても安定します。
また、船首から波を受けることになりますので、操船も安全で楽になります。
小型ボートなら、アンカーや表挿し舵との併用で、更に安定させることも出来ます。
● シーアンカー
シーアンカーは基本的に、潮流を捕らえて船を運ぶ、いわば海中に張った帆です。
船に合った大きさのシーアンカーを開けば、潮流と共に船が動きますので、糸も立ちますしポイントを何度も反復して攻めることも可能です。
また、二つのシーアンカーを使えば、船の姿勢を固定することもできます。

その他 船舶製品

その他 船舶製品 その他 船舶製品 その他 船舶製品

その他 船舶製品

スパンカ―/シーアンカー以外にも、船屋根テント、間仕切り(遊覧船・屋形船など)、座席シート等、船種を問わず軽くて扱い易く耐久性に優れた船舶製品に対応させていていただきますので、お気軽にご相談下さい。

帆布とは

木綿、麻を平織りにした厚地の布のことを言います。
江戸時代に船の帆に使われたためその名がつきましたが、明治以降になって綿を素材とした平織りの厚手の布を帆布と呼ぶようになりました。
一般的に綿帆布とは、経糸(たていと)・緯糸(よこいと)ともに10番手以上を使用したもので、糊などのつなぎを一切使用せず、経糸に撚り糸(数本の糸を撚った糸)を用いて平織りしたものをいいます。
綿帆布は厚み(つまり糸の太さ)によって1号~11号に分けられ、糸の太いほど番号が小さく、細ければ番号は大きくなります。11号、10号は帆布の規格では薄物であり9号、6号は厚物、4号、3号、2号となると極厚物と分けられます。
化学繊維と違って天然素材だけで作られていますので、使い続けるほどに味わいが出て、強度・耐久性・通気性にも優れており、静電気も起きません。

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創業100周年のご挨拶

おかげさまで有限会社 後藤テントは2018(平成30)年で、100周年を迎えました。

一世紀を経て弊社が歩んで参りました歴史と共に、この大きな節目を迎えることができた喜びは何事にも代えがたく感謝の念に堪えません。

これもひとえに皆さまのご支援の賜物であり深く感謝申し上げます。

創業者の後藤堅蔵は、大正七年に後藤テント商会を設立し、現在の臼杵市唐人町で雨合羽や舟の帆の縫製を始めました。

戦後の昭和二十七年に二代目の後藤繁太が跡を引継ぎ、テントを扱うようになり、昭和四十七年に有限会社後藤テントに組織変更。

平成七年に三代目の後藤憲一郎が代表取締役となり現在に至ります。

大正、昭和、平成の各時代においても激動の時代を乗り越えつつこの記念すべき年から社員一同決意も新たに次の時代へ歩みを進め広く社会に貢献する企業であり続けます。

今後とも、これまで以上に皆さま方からの温かいご支援を賜りたくお願い申し上げます。

有限会社 後藤テント
取締役社長 後藤 憲一郎

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